ほしの墓標

脳のリソースがいっぱいになったらここに書き込んで整理します。今は日記を書いています。

出しきった出汁(2022年3月24日の日記)

・春になってきたからか、理由もなくイライラしていることが増えた。春は関係なく、花粉症やその薬のせいかもしれないし、単純に天気の不安定さや気圧変化にやられているのかもしれない。薬の減量が減量開始の1ヶ月半後に響いてきたのかも。

 

・イライラしている時は頭の中に他者への罵詈雑言が飛び交っているので、考えていることを文章化しても誰も幸せにならないし、そうしたいとも思わないから筆をとらない。

・イライラしていない時は、今までだったなら、頭の中に小さなノイズがあってその数が多すぎて思考が灰色だった(テレビの砂嵐のような)ので、思い浮かんだことをブログに書いて脳内をすっきりさせていた。レイヤーのようなもので、その灰色レイヤーが無くなると少し過ごしやすかった。思考にかかっていたモヤを自らなんとかして晴らそうとして、晴らすことができた気分だった。

・最近は"イライラ→回避行動(過食、投薬)→無"のループを繰り返してしまっている。イライラはある程度は言語として消費するのだが、言葉に出してばかりでは他者に迷惑をかけるので途中から回避行動に移る。

 この回避行動は、私自身がイライラしながらも出来る行動しか取れないので、文を書いたり、美術を眺めたりといったことは出来ない。よって、単純にドーパミン放出を促す食べ物(脂質や糖質)を求めたり、満腹中枢を刺激するための過食になる。それでも対応不可能な場合は、ロラゼパム(抗不安薬)という頓服薬に頼る。私の中では頓服薬は最終兵器なので、機会を減らしていたのだが最近は比較的飲んでしまっているから調子が悪いのかな。

 イライラ→回避行動に移って、しばらくすると回避行動のおかげか、いつの間にかイライラやモヤモヤとした気持ちは無くなっていて、脳内はクリアになっている。振動して細かな波紋が出来ていた水面が、比較的落ち着いた、静謐な水面になっていたような、グラデーションの中での移り変わりなのでいつからそうなっていたかは知覚出来たことがない。気がついたら"無"や"透明"に近い脳内になっているので、なにかやりたいことや怒りの矛先も特にない。ただただ、果てのない無が広がっているだけなのでとにかくつまらない。

 

・私や近しい人から見る"調子が良いとき"の私自身は、頭の中のシナプスが人とは少し違うつながり方をしているので、側から見ると突拍子もないようなことを突然思いついたり、実行したがったりする。が、シナプス同士の結合は弱いので、数分後には興味の対象が他の物に移っている。でも本人は楽しそうだね、というのが周りの印象らしい。これは、私からしても調子の良いときで、連想ゲームが止まらないし、苦にならないのでずっと出来ている状態。しかも楽しいので、人の迷惑にならない限りは連想ゲームの連鎖をつくって楽しんでいる。連鎖は自分の中でだけで完成するけど、たまに周囲も噛み合うとコンボになるのでより楽しい。仲の良い友達は、このコンボを楽しんで作ってくれるのでかなり有難い存在なのである。

 話を私の"調子の良し悪し"に戻す。

・一方で"調子の悪いとき"の私は、上記の連想ゲームが全く出てこない。他者から見れば、"元気がない"、"おとなしい"状態である。しかも、私自身の気力もないので、第一に動かない。第二にすぐに寝たがる。第三に、やりたいことが無い(出てこない)状態になっている。大体は時間が解決するまで寝ているか、人に引っ張り出されていつの間にか動けているかのどちらかだ。人に引っ張り出されても上手くノレない時は、結局は帰宅してすぐ布団に入る。なので布団で過ごす時間が多い日は、調子が悪い日と言って間違いない。

 

・イライラ→回避行動→無、の最終段階に至った私は、"無"である時点で上記の"調子が悪い時"になっている。イライラやモヤモヤというトラブルから、なんとか回避行動で抜け出せたと思ったら"無"なので、もう少し良い着地点を用意したいのだがまだ用意できていない。ただ、回避行動を取らないと、自身も他者も不快な状況であることには違いないので、回避行動は取らざるを得ない。なので、回避行動を取ること自体は正しいし、行動できることが進歩だとも思う。人はこうやって、問題に対する解決法を見つけていくしかない。

・今はイライラの末の"無"の中で、この日記をお風呂で書いている。日記すら、最近は書きたいことがなくなってきたので面倒だが、書き始めるとなんだかんだで2,000字くらいは書けるから、書くことで少しでも良い方向に繋がればいいと思って書いている。

 本当はもっと楽しいことを書きたいし、思考の分析をするにしろもう少し楽しい話題で分析したいのだけど、なんにも思いつかないので今の現状を書き連ねているだけになってしまった。ここ数日の日記は、お彼岸の揺り戻しなのかと思うくらい暗い。人間性の権化だ〜

 出しきった出汁袋みたいだなと思ったのでタイトルにしました。

 

・今日は他人の賃貸物件探しに同行して、初めての内見に行ってきた。真っ新な家はただでさえ楽しいのに、綺麗な家だとより楽しい。人の暮らしなのに、あれこれ想像して口を挟んでしまった。

・家賃って高いね…。在宅ワークならまだ24時間のうちの20時間くらいは家に居るだろうけど、働きに行く人だと1日の半分以上は居ない。家具を置き続けるための固定費でしかない。それでも24時間×1ヶ月の間、特にトラブル無く家具を置き続けるための費用+食べて寝るところ代、と考えれば安いのかな。借り始めが特に、敷金礼金や紹介手数料などで一気に大きなお金が動くから色々と考えてしまった。

・今も不動産屋さんは、就活や進学の駆け込み需要でどこも忙しいらしい。お疲れ様です。ありがとうございました。

 

・不動産屋があると思って間違えて入ったビルの緑。きれいだね〜

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