ほしの墓標

脳のリソースがいっぱいになったらここに書き込んで整理します。今は日記を書いています。

かゆかゆエブリデイ「右眼」

・16時間寝ました。久しぶりにこんなに寝ていた気がするけど、すごく眠かったわけではなくてやりたいことが無かったからです。やるべきことはあります。

・退職手続きがまだ完了しない。こうやって寝ているからなのだけど、ひとつを終えたら次の手続きが降ってくるのが面倒だ。書類に向き合うのは休職中の人間にとっては難しいことなので、出来ればまとめて欲しかった。申請主義の国だからしょうがないのだが、国の補助が必要な人間は往々にして申請するための気力や能力が無いと思うので大変だな。

 

・今朝はかゆかゆエブリデイ「右眼」だったけど、点眼薬を小まめにさしていたらなんとかなってきた。かゆかゆエブリデイの放映終了も近いかもしれないと思ったが、明日も花粉予報は"多い"だった。仙台は風が強いことがマイナスポイントで、春のこの時期はそれはそれは最悪に働くことに気がついた。晴天+強風はスギ花粉の天下だ。子孫繁栄のためにスギが喜んで花粉を撒き散らしている。仙台は欅が有名なのでスギは無くてもいいんじゃないかな。NPO法人を立ち上げて、スギ撲滅運動を行いたい。全ての人類に春の安寧をもたらしたいと思いつつ、その活動をするためにはスギ花粉に曝される必要があるのでキツイな…と思って空想の中で完結する日々を送っている。なんて無駄な想像力なんだ。

 

・親しい人間が私の住む街"仙台"から居なくなってゆく。私だけがここに住み続けているようだ。現在私が親しい人間と呼ぶのは大学時代の友人が多いので、県外から来た友人らが県外に行くのは当たり前といえば当たり前なのである。が、学部時代にお別れした人数よりも、今年お別れした人数の方が多いので結構悲しい。みんな大学院を修了して大きめの企業に就職していくのだからおめでたいのだが、親しい人間10人以上がこの地を去っていくのを感じるのは寂しいものがある。みんなが仙台に揃うことはもう無いだろうしな…。

・私ももしかすると今年中に仙台を離れるかもしれない。先週までは離れるのが嫌で嫌でしょうがなかった。なにせ24年もここで過ごしてきたのだ。愛着心が少しは芽生えているし、なにより程よく都会で程よく自然もあるので過ごしやすい。山の食べ物も海の食べ物も美味しいし、温泉もあるのでかなり心地よいことに気がついた。

 だが、親しい人間が悉く宮城からいなくなっていくのを見ると、私がここに居ても何もできないことには変わりがないので、仲の良い人間が居る場所に私が移動するのも良いなと思うようになってきた。これには私もびっくりした。あれほど離れたくないと思っていたのに、人が居なくなった途端にその執着が薄れたのだ。とにかく寂しいので、親しい人間が近くに居てくれるならそこに行きます…という気持ちで埋め尽くされている。みんな宮城に帰ってこい…。

 

 

お鼻の死(2022年3月27日の日記)

・今日1日も楽しく過ごせました。松島と秋保に行きました。友達とはバイバイしました。

・花粉症で目と鼻が死んでいます。目は3回の洗眼と3回の点眼、お風呂で治りました。鼻はお風呂後も酷いので死にそうです、鼻うがいをしてお布団に入りました。鼻をとらせてください。

・鼻からサラサラの鼻水が無限に出てくる。鼻の周りは痛いのに、無限湧きなのでそのままにするわけにもいかず、拭いたりかんだりしなきゃいけない。そしてそのストレスから、思考の8〜9割が花粉症と症状を抑える方法についてで埋まっている。何も考えられません。今日考えたことや感じたことをお風呂の中で少し整理したんだけど、今は花粉のことしか頭に無いので何を考えたか忘れた。大切なのは湿度。暴風の後の晴天は人体に悪いということが分かった。最悪の春だ。

 

スマホゲーム(ソシャゲ)は現代の若者たちのタバコのようなものだね、という話を友達とした。

 私の周囲には、タバコを吸う人があまり居ない。父親は吸うけど、医師に止められて減量中らしい。地元の男友達も吸うらしいが1年に一度しか会わないので別に気にならない。大学の友達は全員吸わない。キャンパス内での喫煙は禁止されているのと、所属していたサークル内に喫煙文化が無かったので誰もタバコを知らないまま過ごしていた。

 ただ、1990年代後半生まれなのでゲームは身近な存在だった。スマホも全員持っている。ソシャゲをやる人は半分も居ないが、それだけ居ればソシャゲは話題のひとつになる。それでも、1人で完結することもできるし、作業の合間に息抜きとしてやることもできるし、ログイン日数やランキングに応じて報酬が貰えるのでやりがいもあるのだ。ソシャゲに刺激を求めるか、リラックスを求めるかは人によるが、タバコと同じように定期的に摂取することが可能で、お金をかける人も多くて、快楽報酬が得られるので現代の若者たちのタバコなのではないかという結論に至った。どうですか?

・私はメインのソシャゲはひとつ、サブのソシャゲはみっつある。メインのソシャゲは、月額課金をしてガチャ用の石(ガチャガチャを引くために必要な通貨)を溜めたり、デイリーボーナスを貰うために毎日課される課題をコツコツとやっている。サブのソシャゲは、ゲームを起動だけさせてログインボーナスを貰い、あとは気が向いたらあそぶ。好きなキャラクターが出るイベントや音楽ゲームは遊ぶが、ゲーム自体を毎日はやらない。毎日大体30分弱はソシャゲに使う。

Twitterをやっているとソシャゲの話題がひとつの話題として確立されているように見えるが、現実ではあまり話は出来ないのも事実だ。私はソシャゲの話をする現実の友達は1人か2人程度しかいない。しかも大体はガチャのキャラクターを手に入れたかどうかで、イベント内容自体について話し合えるほどの友人はいない。

SNS上だと、ソシャゲひとつについて考察を深めたり新たな物語を創作したりする人が多いと感じる。実際のイベントで、自分の創作物を出す人が大勢いるからコミックマーケットは年に二回も開催されるのだ。立派な大衆文化の一つになっている。ランキング制のゲームではランキングを競い合った結果をSNS上に載せる人も居るし、ガチャがあるゲームでは手に入れた高レアキャラの画面写真をSNS上に載せる人も居る。かくいう私も、現実で話す機会が少ないのでTwitterに画面写真を載せることもある。自分の趣味の一つになっているのは確かだが、まだ恥ずかしさや認知度の低さもあって公言できていないだけなのだ。いつかは映画のように大々的に公言できる文化になってほしい。タバコ休憩のようにソシャゲ休憩が出来たら流石にやばいと思うけど。

 

・なんか花粉症も治ってきた。

 

・今日の写真が全然無いけど、今日の海も綺麗だった。松島湾は島が多いからとても穏やかに見えるし、津波の到達地点もあまり広範囲では無かった。他の太平洋沿岸部は防波堤が建設されているので、沿岸部をドライブしてもほとんど海は見えない。が、松島は津波の被害が比較的少なかったこともあってか、防波堤は目にはつかなくて、海や島々が道路からも見渡せた。ドライブスポットにも良い場所だった。

宮城県ではもともと発令されていないが、蔓延防止策が全国的に解除されてから初めての週末ということもあってか松島には観光客が多かった。それでも最盛期に比べたら少ないのだろうが、去年の秋と比べたら開いているお店は多いし、歩いている人も多かった。体感では8倍は居た。松島湾内の遊覧船も400人乗りの船に100人定員制を取っているから空いているらしい。行きたい人は行くと楽しい。景色も綺麗。

 

・ふらりと立ち寄ったコーヒー屋さんで買ったドリップコーヒーが美味しかった。カッピングという、専門家が味の要素を言葉に表して豆を評価する文化があるらしいのだが、そこにフルーツ名だけが載っていたり、苦いコーヒーを表す言葉にビターチョコが選ばれていたりと面白かった。普段はコーヒーは苦くて飲めないが、最もフルーティーなコーヒーを飲んだらあっさりしていて苦味は少なく、さらさら飲めた。店主さんは豆を引いた後と、淹れた直後の香りを嗅がせてくれて、それにも苦味は無かった。「フレーバーティーみたいな香りなんですよ」と仰っていたが、そこまでの華やかさは感じられなくても普段嗅ぐコーヒーの濃さではないことは確かで、かすかにコーヒーぽくない甘みも香りにあったからそのことを指していたのだろう。面白いな〜。苦手なものも、それを好きな人がこの世にいて広めようとしてくれるから出会いが生まれて新しい扉が開ける。ありがたいし、この先も生きていくのだから退屈しないようにそういう出会いを大切にしていきたい。

 

・実家の猫が一番かわいいね。

 

⬛︎(2022年3月26日の日記)

・今日は海の近くをドライブした日だった。七ヶ浜〜石巻を移動した。

・今日の天気は暴風雨でした。

 

・七ヶ浜は菖蒲田浜が広くてサーファーもたくさん居て賑やかだな〜と思っていたら、シチノカフェというところが綺麗なカフェでそこも賑わっていた。七ヶ浜にはヨットをしに来たことがあるけど、その時は知らない場所だった。思っていたよりも知られていて、知る人ぞ知る宮城県の観光スポットなのかもしれない。海はやっぱり良いな〜。貝もたくさん集まった。

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・昨日泊まった古民家に猫ちゃんが来てお見送りしてくれたのが嬉しかった。猫は愛されているべきなので、人を恐れずに近寄ってきてくれると全身全霊を持って愛したくなるね。よしよしさせてもらった。

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・塩釜の仲卸市場では、市場内で購入した刺身をごはんと一緒に食べれる仕組みがあります!

http://www.nakaoroshi.or.jp/market/restaurant

 マイ海鮮丼(ごはんセット)コーナーというところで、購入したての魚や貝を食べるための仕組みが確立されている。市場が身近に感じられる上に、購買意欲も増すし海産物も新鮮なうちに食べられるしで良いことづくめな仕組みだと思った。

・親が海産物をよくもらってきたり買ってきたりする家庭育ちなので、実家ではよく魚や貝をたくさん食べていたけれど市場を見ると大体は高くてびっくりする。海鮮丼に1,500円以上は払えないな…といつも尻込みしてしまう。鮪は食べ飽きてしまって、猫にあげるものだという認識なのでしょうがない。スーパーで買うよりは良心的な価格だから、みなさんもここに来て食べた方が良いです。今度から宮城観光を案内する時は、塩釜仲卸市場をおすすめスポットに入れよう。

 

・午後から石巻に向かったのだけど、雨は降るわ風は吹くわ、で面白かった。春の嵐、らしく爆弾低気圧が来ている。三陸道路を120キロで走っていた軽自動車は元気かな…。軽自動車で高いところを走っている途中は、スピードを出せば出すほど飛ばされるんじゃないかと思うくらいの風だった。

石巻ではサンファン館という、伊達政宗が派遣した慶弔使節団の大型のガレオン船🚢の復元模型を展示している場所に行った。この復元船は3.11で被害を受けていて寿命が僅かであるため危険防止のために解体されることとなった。去年の11月に行った時は解体開始直後だったのでまだ大きなマストが立っていたのだが、今日はもう解体されていて船の本体しか無かった。形あるものが壊されていくのは、それを見ている側からすると悲しいな…。建造時には市民も募金などで参加していたし、3.11の被災でも残っていた。反対運動も起きていたくらいなので、市民にとっても思い入れのある帆船なのだと思う。次に作られるのはプラスチック製の大きさ1/4のものらしいので、少しスケールダウンするのも悲しいな。解体前にみなさん見てください。大きめのフェリーくらいは大きいです。

石巻焼きそばは美味しい!毎日食べたい。二度蒸しの麺に、出汁を吸わせてあるので味が優しいし柔らかい。追加でソースを掛けても美味しいし、目玉焼きが乗るのでかなり楽しい。ご当地グルメの割には食べられるお店が少ない気がするので、もっと増えないかな〜。行くなら、いしのまき元気市場の元気食堂が時間を選ばないので良いかもしれないです。目ぼしいお店が二軒ともやっていなかったので、前回と同じく今回もそこに行ったよ。

 

・今日の宿は、環境活動家の方が運営しているゲストハウス。環境活動家を名乗っている人に初めて会ったのだが、その人の前でプラスチックビニールを持っていることにとてつもない後ろめたさを感じる。エコバッグを部屋に忘れてビニールを買った後に、ロビーのその人に会うのが気まずくて、わざわざエコバッグに移し替えてからその人の前を通るようにした。トイレや洗面所にも、言外に水の節水を呼びかける張り紙があった。「1分間に蛇口から出る水は12Lです」とかが書かれていた。ここに居るだけでも環境に配慮できそうで良いね。えらい。

・夜になると雨は止んで、暴風警報だけが出ている。風は強いのに、気温は12℃もあって暖かいから春なんだなあ。

 

・ゲストハウスって、ホテルよりも肩肘張らなくて良いのが楽だな〜。衛生基準を素人がクリアしつつ、営業して利益を出すのって大変そうだから副業なのかな。やってみたいよう。

 

・タイトルを付ける前に保存すると、タイトル無題ではなく「⬛︎」と表示されるのを初めて知った。おもしろいね。

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古きものの良さよ(2022年3月25日の日記)

・今日は友人たちの卒業式の日でした。もうしばらくは会えなくなるから、顔だけ見に行った。私が学部卒業の時にはコロナ流行開始時期だったせいで卒業式関係は全て中止になっていたので、同級生が大学院を修了して卒業していくのを見送る側になってみて卒業式って良いなあと思わされた。私は卒業式が無かったので卒業した実感があまり湧かなかったのだけど、式典があると人生の節目である感じがして分かりやすい。会場周辺には袴姿の女性がいて華やかだった。

・式典ごとの服装は、女性が振袖や袴で綺麗に着飾る一方で男性はスーツであることが多い。地域特有の文化として男女共に着飾るところもあるだろうが、周辺だけではなくニュースなどを見ても男性はスーツが多い。女性ばかり華やかだと、男女比が全く違う式ごとに華やかさが全然違うのだなあと思った。他の大学の卒業式も同日開催だったようだが、そちらの方が女性の割合が多くて彩度も高かった。袴姿って、ひとりひとり柄や色は全然違うのに、系統が同じというだけで統一感があってその上で華やかなので良いですね。いつまでも見ていられる。

 

・久しぶりに会う友人に対して、どのような話をしてどのような顔をすればいいか分からないので話しかけてくれるタイプの人は貴重だなあと思った。

・それでも「どう?元気だった?」くらいの声かけだと「元気だったよ〜」の一択しか返せないから会話は弾みにくいのだが、声をかけてくれるというだけでもコミュ力が低めの私にとっては有難い。話しかけてくれるみんな、ありがとうございます。

・県外に出て一人暮らしをしている友人たちは、親元を離れるという決心を持ってそうしているからか、一様に、こちらに声をかけてくれる傾向がある。対して私は、実家が近くにあるのと金銭的な理由から、親元を離れずに進学していたのでわりと保守的だった。飲み会も、飲まずにいたり一次会で即帰宅したりしていた。交友関係をわざわざ築かずとも、地元なので友人も親族も居るバックヤードに甘えることができていたのだろう。県外に出て一人暮らしをすることを決めた人はえらい。

 

・卒業式について長々と書いてきたが、今日ももちろん遅刻した。卒業式に出る必要は無いので、卒業式終了後の解散時間を目処に向かっていたはずなのだが30分遅れで着いた。いつもこう。間に合うようにアラームもかけていたのに、限界まで寝ていたので普通に遅れた。限界まで寝ていても、卒業式後の綺麗な人間に会うために己も身支度をするので時間はかかるのだ。結果遅刻した。

・そして昼食のために友人を連れ出したのだが、午後に大学で用事がある友人を遅刻させてしまった。これも私の遅刻癖が招いた事態だった。特に余計なことはしていないつもりだが、時間をきっちり細かく決めて行動するのがかなり苦痛なので、ゆるく動いていると5〜10分の遅れが出てしまう。それぞれの用事で時間が押していくのもあるが、余裕をもたせて行動しないために交通渋滞で時間をオーバーしてしまうのだ。24年生きてもこうなのだが、30年目くらいには定時に着くくらいには修正しておきたい。小学校の頃から既に遅刻魔だったのでまともな人間になれる姿を他の遅刻魔にも見せなければならまい。

・遅刻しない方法を教えてください。もしくは一緒に考えてくれる方を募集しています。怒らない人が良いです。

 

・今日は引っ越した友達が卒業式のために来ていたので、一緒に民泊を借りた。人の家に泊まることが出来るのってすごくないですか?民泊自体を初めて使う。県内って自宅からわりとすぐなので友達を理由にしないと使わないから…。本当は、airbnbで海外の民泊を見ていて憧れていたのだけど、海外へはコロナで行けなくなってしまったのでずっと国内の民泊やゲストハウスを使ってみたかったのです。

・民泊、めちゃくちゃ良い〜!

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・2階が住居、1階が民泊になっている。空くことになる古民家を自身でリノベして民泊としているようだ。お風呂が五右衛門風呂をリノベしたもので、初めて五右衛門風呂の釜に入った。お部屋は畳で、仏間をリノベしたような作りになっている(仏壇は無い)。畳の部屋に布団を敷いて、ストーブを焚いて寝るのが、おばあちゃん家に来たみたいで良い。対応してくれた方も親切で、心地の良い対応をしてくださった。

・祖母も空き家を二軒は持て余しているので、私もリノベして民泊をやりたい〜!と思った。地域維持にもなるし、地域活性化にも繋がるかもしれない。こういうことで過去のものが現在に繋がるのが本当に好きだ。人口が都市部に集中しているけど、そうでない都市にだって人は必要なのである程度は観光拠点となるものを作らなきゃいけない。それは住んでいる人が作り出せば、より地域の魅力を発信できるし、観光資源のひとつともなる。民泊自体はまだまだ一般的ではないけど、これからはもっと選択肢に含めていきたいなと思った。

・ここの民泊は住居部分で犬を飼っているとのことで、たまに私が立てた物音に対して吠えられる。それも、人と人が住む場所ならではで良いなあと思った。地域猫も来るんだって〜。ちらりと見たけど可愛かった。動物が大切にされているのを感じるのも良いことだな。

 

 

出しきった出汁(2022年3月24日の日記)

・春になってきたからか、理由もなくイライラしていることが増えた。春は関係なく、花粉症やその薬のせいかもしれないし、単純に天気の不安定さや気圧変化にやられているのかもしれない。薬の減量が減量開始の1ヶ月半後に響いてきたのかも。

 

・イライラしている時は頭の中に他者への罵詈雑言が飛び交っているので、考えていることを文章化しても誰も幸せにならないし、そうしたいとも思わないから筆をとらない。

・イライラしていない時は、今までだったなら、頭の中に小さなノイズがあってその数が多すぎて思考が灰色だった(テレビの砂嵐のような)ので、思い浮かんだことをブログに書いて脳内をすっきりさせていた。レイヤーのようなもので、その灰色レイヤーが無くなると少し過ごしやすかった。思考にかかっていたモヤを自らなんとかして晴らそうとして、晴らすことができた気分だった。

・最近は"イライラ→回避行動(過食、投薬)→無"のループを繰り返してしまっている。イライラはある程度は言語として消費するのだが、言葉に出してばかりでは他者に迷惑をかけるので途中から回避行動に移る。

 この回避行動は、私自身がイライラしながらも出来る行動しか取れないので、文を書いたり、美術を眺めたりといったことは出来ない。よって、単純にドーパミン放出を促す食べ物(脂質や糖質)を求めたり、満腹中枢を刺激するための過食になる。それでも対応不可能な場合は、ロラゼパム(抗不安薬)という頓服薬に頼る。私の中では頓服薬は最終兵器なので、機会を減らしていたのだが最近は比較的飲んでしまっているから調子が悪いのかな。

 イライラ→回避行動に移って、しばらくすると回避行動のおかげか、いつの間にかイライラやモヤモヤとした気持ちは無くなっていて、脳内はクリアになっている。振動して細かな波紋が出来ていた水面が、比較的落ち着いた、静謐な水面になっていたような、グラデーションの中での移り変わりなのでいつからそうなっていたかは知覚出来たことがない。気がついたら"無"や"透明"に近い脳内になっているので、なにかやりたいことや怒りの矛先も特にない。ただただ、果てのない無が広がっているだけなのでとにかくつまらない。

 

・私や近しい人から見る"調子が良いとき"の私自身は、頭の中のシナプスが人とは少し違うつながり方をしているので、側から見ると突拍子もないようなことを突然思いついたり、実行したがったりする。が、シナプス同士の結合は弱いので、数分後には興味の対象が他の物に移っている。でも本人は楽しそうだね、というのが周りの印象らしい。これは、私からしても調子の良いときで、連想ゲームが止まらないし、苦にならないのでずっと出来ている状態。しかも楽しいので、人の迷惑にならない限りは連想ゲームの連鎖をつくって楽しんでいる。連鎖は自分の中でだけで完成するけど、たまに周囲も噛み合うとコンボになるのでより楽しい。仲の良い友達は、このコンボを楽しんで作ってくれるのでかなり有難い存在なのである。

 話を私の"調子の良し悪し"に戻す。

・一方で"調子の悪いとき"の私は、上記の連想ゲームが全く出てこない。他者から見れば、"元気がない"、"おとなしい"状態である。しかも、私自身の気力もないので、第一に動かない。第二にすぐに寝たがる。第三に、やりたいことが無い(出てこない)状態になっている。大体は時間が解決するまで寝ているか、人に引っ張り出されていつの間にか動けているかのどちらかだ。人に引っ張り出されても上手くノレない時は、結局は帰宅してすぐ布団に入る。なので布団で過ごす時間が多い日は、調子が悪い日と言って間違いない。

 

・イライラ→回避行動→無、の最終段階に至った私は、"無"である時点で上記の"調子が悪い時"になっている。イライラやモヤモヤというトラブルから、なんとか回避行動で抜け出せたと思ったら"無"なので、もう少し良い着地点を用意したいのだがまだ用意できていない。ただ、回避行動を取らないと、自身も他者も不快な状況であることには違いないので、回避行動は取らざるを得ない。なので、回避行動を取ること自体は正しいし、行動できることが進歩だとも思う。人はこうやって、問題に対する解決法を見つけていくしかない。

・今はイライラの末の"無"の中で、この日記をお風呂で書いている。日記すら、最近は書きたいことがなくなってきたので面倒だが、書き始めるとなんだかんだで2,000字くらいは書けるから、書くことで少しでも良い方向に繋がればいいと思って書いている。

 本当はもっと楽しいことを書きたいし、思考の分析をするにしろもう少し楽しい話題で分析したいのだけど、なんにも思いつかないので今の現状を書き連ねているだけになってしまった。ここ数日の日記は、お彼岸の揺り戻しなのかと思うくらい暗い。人間性の権化だ〜

 出しきった出汁袋みたいだなと思ったのでタイトルにしました。

 

・今日は他人の賃貸物件探しに同行して、初めての内見に行ってきた。真っ新な家はただでさえ楽しいのに、綺麗な家だとより楽しい。人の暮らしなのに、あれこれ想像して口を挟んでしまった。

・家賃って高いね…。在宅ワークならまだ24時間のうちの20時間くらいは家に居るだろうけど、働きに行く人だと1日の半分以上は居ない。家具を置き続けるための固定費でしかない。それでも24時間×1ヶ月の間、特にトラブル無く家具を置き続けるための費用+食べて寝るところ代、と考えれば安いのかな。借り始めが特に、敷金礼金や紹介手数料などで一気に大きなお金が動くから色々と考えてしまった。

・今も不動産屋さんは、就活や進学の駆け込み需要でどこも忙しいらしい。お疲れ様です。ありがとうございました。

 

・不動産屋があると思って間違えて入ったビルの緑。きれいだね〜

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精神の疲労は目に見えないが、ハゲが教えてくれる(2022年3月23日の日記)

・ハゲのナイル川が頭に出来ちゃった。

・前までは局地的なハゲだったのに、2カ所になって、しかもくっついちゃった…

 

・昨日の美容院では気遣ってもらったのか、頭頂部のハゲについては「良くなってますよ!」と言われていた。後頭部のハゲは、良い隠し方を教えてもらった。

・ハゲの原因は、抜毛癖なので触らずに育めば治ると思う。が、抜毛癖が直らないのでハゲは治らない気がしてきた…髪は女の命、とまでは言わないけれど、髪が無いのは女の恥の一つにはなるな。

・抜毛癖の原因は、不安障害がベースにあって、そこから派生する社会不安によって加速する気がしている。あとは精神的につらいニュースやマンガを自分では読める時に読んでいても蓄積しているストレスとか、対人関係で発生するストレスとか、そういった環境要因も関わってくる。なので一概に説明もできず、直せず、抜毛癖が続いている。

・今回できたハゲのナイル川は、頭頂部のハゲ(これまでに作成)と後頭部のハゲ(新規作成)がつながってできたものなので、ハゲの原因が別々にある。

 これまでの抜毛癖は、働くことでの身体的負荷や精神的疲労によって引き起こされてきた。今回新たに作られたハゲは、自分と周りの環境変化やそれに伴う手続き等によって作られた。ハゲの生まれが違うのである。でも抜いたのは私です…。

 

・自分では休職しているし、これから辞職もするし、身体的には余裕があったのでストレスは無いと思っていた。なので、後頭部のハゲは自分では気づいていなかった。祖母の指摘と、美容師さんからの指摘を受けて、新たなハゲが出来ているのだと理解した。

・仕事を辞めて半年〜1年は働かずに休む、と宣言しているので母はなんとなく理解しているが、「あんたは何もせず寝てばかりね〜」と言われるのはきつい。他人に説明するときも、無職の期間をはっきり告げると世間体的に良くないのかと考えてしまうので、「休んでから仕事を探しますよ〜」などと考えてもいないことを言ってしまう。

・仕事から完全に離れて生活しているので、書類作成のために仕事場に行くのも嫌だし、仕事場から電話やメールが来るのもかなり嫌だ。折り返しの電話なんてとっても嫌だ。留守電機能は要件を伝えるために使ってほしい。折り返しの電話をください、などというメッセージを入れられないようにしてくれ。

 

・今日はかなりの予備動作を伴ってから折り返しの電話をかけた。負担としては、職場に行く>>電話>>>メール>>>>>>>郵送の順につらく感じる。郵送でのやり取りが一番負担が少ない気がする。それでも嫌だけど、もっと嫌な手段ばかりが取られるから、郵送での連絡は神だ。

 

・早く退職できたらハゲのナイル川はなんとか小さくなるだろうか…

・退職後も、生きる上で必要な書類の準備、提出や精神科の通院、引っ越しなどは行うのでまだ落ち着かないのだろうか。

 

・環境要因のひとつには、お付き合いしている人の移住も含まれているので、身近にあった支えをひとつ失った状態でもある。

 

ウクライナも、コロナも、地震も、どうにかなってほしい。

 今は休んでいるけど、復活したらどうにかする側に回るのでもう少し休ませてください。

 

・今日買った切手。

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国立科学博物館で開催中の「特別展 宝石」に行きたいな〜と思いながら半年が経過し、特別展が催されている。2/19〜6/19ですって。行かなきゃ〜と思うものの、地理的に遠いし、精神的に腰が重い。でも行ったら絶対に楽しい。行きたいよ…。

▷特別展 宝石 リンク

 https://hoseki-ten.jp/

手書きィ!(2022年3月22日の日記)

・今日は部屋のお片付けをして、美容院に行って髪を染め、職場からの連絡に対応して、退職願を手書きで書いたよ〜。

・えらすぎる。いつもは16時間寝てるだけなのに、今日は12時間は起きて何かしらをしていた。

 

・美容院に行って、髪を染めてもらったり切ってもらったりして、好きな美容師さんとお別れするまでの1日は完璧だった。

・美容院後に、職場からの電話に気がついて、メッセージを確認するまでは…。

 

・職場からの連絡なんて、大抵は良いことじゃないから大嫌いだ。今は辞職に向けての手続きを進めている途中なので、今回はその件についての連絡だった。業務時間外に電話をかけてくると、次の業務時間内にかけ直さなきゃいけなくなるだろ!面倒だな〜。

・先週出していた退職届が手書きじゃなかったので全部手書きでの再提出を求められた。

・令和4年ですが…?未だに全部手書きじゃないとダメな退職届なんてあるんだ…。正直、自署名等は手書きでというだけでも面倒だな…と思いながら出したのに、全文を手書きでなんて言われることあるんだね。昭和世代までで終わりかと思ってた。未だにハンコ文化以上の悪習が残ってるとしか思えないだろ。今すぐ辞めてしまえこんな企業!

・というわけで、御託を並べながらも書きましたよ。絶対に、汚い字になったとしても一枚で終わらせてやる!と意気込んで書いたのに、一枚目は単純に脱字があったので没にした。二枚目は誤字脱字無く書けたので、多少は文が斜めになっているが出す。どうせ辞めるんだから綺麗さを願っても仕方がないし、綺麗な書類が欲しいならWordで良いんだから。人間味のある退職届が欲しい先方のために書き直して再郵送するんだから、斜めになっているくらいは大目に見てほしい。見ろ〜!

・ぜんぶ嫌になったので、封筒の宛名書きの前に、おふざけの退職届を書いたよ〜。かわいいね。

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・いろいろ考えていたことがあったのに、職場からの連絡というドドド鬱な展開があったので全部忘れた。

・今日のポケモンWordleは比較的わかったよ。

 

・最後に、今日見た夢のひとつだけ書いておこう。

 来週末に長野旅行の予定があったのだが、3月18日の地震(福島県沖を震源とする地震)によって東北新幹線の運転が見合わせとなってしまい、メンバーで検討した。その結果、その日程でアメリカに行くことになった。1泊2日のアメリカ旅行だ!現地の博物館に行って、現地の様子を1/1スケールで見て驚き、売店で「大人の科学マガジン」の全巻が売られていてかなり感動した。お土産に「大人の科学マガジン」を嬉々として買った。

 が、1泊2日のアメリカ旅行ではアメリカの良さを何も理解できていなかったことに日本に帰国してから気がついた。ちょうど、職場の先輩が出産を機にアメリカに行っていたので、その写真をLINE上で見たのだ。自然やブロードウェイのカフェなどが写っていたので、羨ましくなってまたアメリカに行くことにした。

 再度アメリカに行ったは良いものの、私は英語が出来なかったのでかなり疲れた。一緒に行った友人は英語が話せたので、わからない時は友人を振り返って、話をしてもらった。が、途中からはひとり旅になって、日本料理店の真向かいに建っている店に入ってパンケーキを頼んだ。「Which do you like?」という拙い英語だったが、意図は汲み取ってもらえたらしく、迷っていたメニューのカレーライスもご厚意で出してくれた。実は、日本料理店が真向かいにあるので、オーナーは日本語も少しなら分かるというオチだった。ここを第二の故郷にすると思った。

・1泊2日のアメリカ旅行、アメリカ土産が日本の科学マガジン、現地の人の好意…という良いアメリカ旅行だった。ちょうど昨夜は東北新幹線と旅行の話をしたので、旅行繋がりで見た夢だったんだろうな。

 

・「大人の科学マガジン」は素晴らしいのでみなさんもチェックしてください。

 子供の頃に味わった、物を作る楽しさを感じることができる上に、大人になったからこその学びもあります。私は"小さな活版印刷機"を持っていて、名刺を作りました。パーツは今はどこかに行ってしまったものも多いけど、活版印刷機が家にあると思うだけで人間は強くなれるよ。

https://otonanokagaku.net/magazine/