ほしの墓標

脳のリソースがいっぱいになったらここに書き込んで整理します。今は日記を書いています。

猫の目線(2022年3月8日)

・猫とたくさん寝た。16+2時間寝た。

・猫と寝ることで睡眠の質が上がるという法政大学の論文がTwitterで話題になっていた。毎日一緒に寝ている私からすると何を今更…という気持ちもあったが、論文としての学術的な根拠があると人にも説明しやすい。一個人の体感および睡眠度合いによる論文だが、一般人の体感よりは信頼度が高いだろう。猫に関する研究はあまり無いので今後も展開していってほしい。

 

・猫と暮らしていると同じ景色を見ているかのような錯覚に陥るが、睡眠動作ひとつをとっても全く違うことに気がついた。

・猫は基本的にお腹を下にして眠るが、人間はどの体勢でも寝ている。私は猫に腕枕をしながら寝るため、布団に入った直後から猫と見る世界が異なる。猫が枕を見る姿勢で腕に頭を乗せているのに対して、私は枕に頭を預ける姿勢で仰向けでいるので天井を見ている。猫から見る入眠前の景色は、人間サイズの枕と人間の顎で終わるのだろう。対して人間は天井(+窓や壁の装飾が視界の隅に入る)なのだから、全く違う景色を見ている。下の画像は、私がお昼寝前に見ていた天井の写真。カーテンと窓、壁の装飾が視界に映り込んでいる。

f:id:hoshikusa0514:20220309002552j:image

・猫と比較的目線が近いと思われる睡眠動作ですら全く違う景色を見ているのだから、普段どれほど違うのだろうか。猫に小型カメラを取り付けたドキュメンタリー映画では、玄関扉がかなり大きく見えたり、生垣が飛び越えられないのではないかというくらい壮大に見えたりしていた。猫は身体能力の高さで、生垣を飛び越えたり人間と追いかけっこをしたり、難なくこなしているように見えるがかなりすごいことなのでは?

・人間が人間の5倍はあろうかという動物に抱っこされたなら、かなりジタバタと暴れるだろう。そのまま手を離されたなら、死を覚悟する。が、猫は特に人間嫌いで無い限りは、人間の身体の高さから落とされても受身を取れるので抱っこを嫌がらない。

・ちゅーるが美味しいことを猫は覚えているから、ちゅーるの袋を見せるだけで近寄ってくるけど、これもすごいことなんじゃないか?

 人間が安全ということとちゅーるが棒状であること、ちゅーるが美味しいことを瞬時に判断して近寄ってきている。言語が全く違う動物同士がコミュニケーションをとれるのは、猫が適度に人間と共存できるように進化しているからに他ならないのではないか。そう考えると、人間は猫に感謝しなければならない。

 

サイゼリヤで友達とご飯を食べた。もっとシェアして食べる会にしたかったのだが、そうはならなかった。つまんないな…と思ったが、コントの最初のように「今日は色んなものを食べたいな〜!」と前振りをする必要があったらしい。確かに、場の共通認識を作ることは大事だし、その作成にはコントの前振りのような分かりやすい何かが必要なのだと思う。共通言語を持つ人間同士でのコミュニケーションも難しい。

・普段接している人間が、別のコミュニティで見せるコミュニケーションの取り方の違いも面白かった。1対1だとお互いのペースで話すが、コミュニティとなると独自のペースやテーマが設けられているのでそちらにチューニングされる。普段とは違うコミュニケーションの側面を見られるのが面白いと思った。

・フリウリ風フリコがサイゼリヤのメニューの中で一番美味しい。